イベント月額料金制のロボットサービス「Roboware」(ロボウェア)を提供する三菱商事は29日、立体型仕分けロボット「オムニ・ソーター」などを開発する中国のHCロボティクス社を迎えて、オンラインセミナー「中国の最新トレンドを現地CEOが語る!」を開催する。ロボウェアのユーザー限定で、事前の登録が必要。
米国で興り、現在は中国で多くのベンチャー企業がしのぎを削る倉庫ロボットは、同国でも急速に市場が拡大しており、アリババやJD.comなどの巨大通販企業は、多数の倉庫ロボットを運用して自動化を進めている。セミナーでは中国における倉庫ロボットのスタートアップ事情や活用事例、中国から見た日本市場の動向などについて解説する。なお、セミナーは中国語または英語で開催し、日本語に同時通訳する。
HCロボティクスのオムニ・ソーターは、小型ロボットを用いた自動仕分けシステムで、商品をロボットの上に乗せると、スキャナーが商品のバーコードを読み取り、小型ロボットがソーター内を移動して仕分けを行う。三菱商事によれば、人の作業速度の5倍程度に相当する、1時間あたり1200ピース以上の処理が可能という。