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ロジネットJ、帯広畜産大に物流から農業研究支援

2020年2月26日 (水)

国内北海道を本拠地とする物流会社ロジネットジャパン(札幌市中央区)は25日、北海道農業の持続的な発展と経済の発展に貢献するため、帯広畜産大学と産学共同事業に関する協定を締結した、と発表した。

両者は、農業経営の多角化(6次産業化)や生産体制の変革を目的に協定を締結。ロジネットジャパンは、帯広畜産大学の大規模・省力化・高効率化農業の研究や人材育成を資金面で支援するほか、ビジネスノウハウとネットワークを活用して農業経営の多角化を支援する。

また、物流事業者ならではの取り組みとして、長期保存・長距離輸送に適した馬鈴薯の開発にも携わる。具体的には、自社の倉庫やトラックを提供して実際に保管・輸送した場合にどのような変化が起きるのかを検証することを想定している。

取材に対しロジネットジャパンの担当者は、「双方が持ち合わせていなかった要素や視点を融合することで、新たなビジネスモデルを生み出すことを目指す。地元北海道の農業発展に貢献していくことが、将来的には当社の取扱量増加にもつながる」と話した。