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北王流通、花粉症手当でドライバーの生産性向上

2020年3月11日 (水)

フード食品配送を手掛ける北王流通(東京都北区)は10日、昨年度から花粉症手当てを導入し、従業員の作業生産性が向上したことを発表した。

同社の花粉症手当ては、花粉症患者の従業員に対し、症状や体調に応じて目薬や点鼻スプレー、錠剤などを支給するもので、ドライバーの運行業務に差し障りがないよう同社が薬を選定し、使用上の注意点を説明した上で支給している。

昨年度は、制度の導入により運行効率が2.5%向上し、従業員の満足度が向上しただけでなく、花粉症患者の業務の調整にも周囲から協力を得ることができたという。

同社のドライバーはこの取り組みに対し、「この時期の配送業務は本当に大変。仕事の合間や休みの日に通院して薬を処方してもらうことは、金銭面でも負担となっていたので、会社が制度としてサポートしてくれたことは大変ありがたい」とコメントを寄せた。