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日通、アジア向け高速航空貨物サービスを発売

2012年8月22日 (水)

ロジスティクス日本通運は24日から、羽田空港を基点とする国際航空貨物のアジア向けエクスプレスサービス「ジェットパック・プライオリティ」の販売を開始する。

 

同社はこれまでも国際エクスプレスサービスを提供しているが、今回販売を開始するサービスでは、日本から中国(上海・香港)、台湾、韓国、シンガポール向けに、ハイスピードのドア・ツー・ドアサービスを提供する。

 

従来のサービスでは、基本的に集荷地の最寄り空港から同社の国内航空ネットワークを利用して成田・中部・関西の3空港へ転送し、国際便への積み替えを行っていたが、新サービスは全国から集荷した貨物を深夜の国際便がある羽田空港に一元的に集約し、深夜フライトへ搭載することでリードタイムを短縮する。

 

また、仕向地のうち上海では、自社のエクスプレス専用施設を利用することでよりスピーディーな通関・配送を可能にした。今後はアジアを中心とした仕向地拡大、インターネットによる出荷受付などのサービス拡充を計画している。