M&A自動運転のシステム開発を手掛けるティアフォー(東京都文京区)とヤマハ発動機は27日、工場内物流向けに自動搬送車を開発する合弁会社「イヴオートノミー」(静岡県袋井市)を設立し、4月から稼働すると発表した。
ティアフォーが開発を主導する自動運転OSと、ヤマハ発動機の車体開発技術をかけ合わせることで、誰にでも扱いやすい自動搬送車を開発する。両社はすでにパイロット製品を共同開発し、3月からヤマハの「浜北工場」で物流ラインに乗せた実運用を開始しているという。
今後は新会社が同事業を承継し、ヤマハの国内外製造拠点で課題を洗い出した上で、一般販売できる信頼性の高い自動搬送車の完成を目指す。