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ヤマハ発など、来夏に構内用の自動搬送EVを提供

2021年9月2日 (木)

新たにデザイン・開発された自動運転EV(出所:ヤマハ発動機)

サービス・商品ヤマハ発動機は1日、自動運転システム開発のティアフォー(名古屋市中村区)、両社が昨年に設立したeve autonomy(イヴオートノミー、静岡県袋井市)の3社共同で新たな構内用自動搬送EV(電気自動車)を開発したと発表した。eve autonomyは同日から、来夏に提供を開始する同車両による自動搬送サービス「eve auto」(イヴオート)の先行受注を開始した。

イヴオートは工場やプラント、物流施設などでの使用を想定。すでにヤマハ発動機の浜北工場などで運用を開始しており、車両は顧客のニーズに応えながら改良を進めた結果、量産を見据えて小型化した。一定の段差や傾斜にも対応できる走破性と、天候などの変化に耐える堅牢性を併せ持つ。牽引能力は最大1500キロで、積載能力は300キロ。

なお、イヴオートの契約形態はサブスクリプション型とし、導入のハードルを下げる。運行管理システムやアフターサポートも提供する。

eve autonomy、ヤマハ工場に新型の自動搬送車