国際ANAカーゴは30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月31日から4月30日までの貨物専用便の運航計画を変更する、と発表した。
主に運休となったのは、「沖縄貨物ハブ」を中心とする運航便で、当初のスケジュールでは羽田・成田・北九州・上海・香港・バンコク・シンガポール・台北・ソウル――とつながっているが、各国の入国制限措置により乗務員の確保が難しくなったため、「沖縄貨物ハブ」に接続するすべての貨物専用便を一時運休とする。
併せて発表された臨時貨物便のスケジュールでは成田発着の上海・香港・台北線が追加されていることから、当面の間は成田発着を中心に運用される見通し。特に成田=上海線は前回の臨時貨物便でも増便の対象となっており、需要の大きさがうかがえる。
■3月30日発表の運航計画変更(3月31日~4月30日)
■3月30日発表の臨時貨物便(4月1日~4月5日)