サービス・商品EC・通販事業者向けに物流支援サービスを提供している関通は3月31日、兵庫県尼崎市の「関西主管センター」と埼玉県和光市の「東京第一物流センター」の2拠点で、中国・シリウス社の自律走行ロボット「シリウス」を導入した、と発表した。
このロボットは、倉庫内のピッキング作業を支援するロボットで、みずから位置データを認識し、複数のロボットが相互に通信して動きを決める。そのため、司令塔となるシステムが不要で、既存倉庫にも導入しやすいことがメリットとしてあげられる。
関通では、作業者がピッキングした商品をロボットに自動で運ばせることで、作業者の歩行負担を軽減し、生産性の向上を見込む。今後は同社が独自で開発・販売している倉庫管理システム「クラウドトーマス」との連携を目指すという。