国交省本省でクラスターか、自動車局の感染者4人に

行政・団体国土交通省は23日、国土交通省本省・自動車局の職員3人に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを発表した。同局では、20日にも感染者1人が確認されており、ほかにも発熱などの症状を訴えている人が複数いるという。

新たに感染が確認されたのは、30代の男性職員2人と40代の男性職員1人。取材に対し、大臣官房福利厚生課は「クラスターかどうかは判断できないが、すでに4人の感染が確認されている。現在は行政機能を維持するために最小限の人員だけ出勤しており、ほとんどの職員は在宅勤務か自宅待機に移行している」と話した。

同局では、1例目が確認された20日以降に、席が近かった職員など20人を自宅待機または在宅勤務とした上で職場の消毒を行ったが、今回確認された3人のうち2人は14日まで、1人は17日あたりまで出勤していたことが明らかになっている。1例目の感染者は、8日以降出勤していない。