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トランコム、主力事業堅調も4Qに暗雲

2020年4月30日 (木)

財務・人事トランコムが30日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高1634億6300万円(前年同期比8.2%増)、営業利益75億6600万円(12.4%増)と好調な業績を残した。

主力のロジスティクスマネジメント部門と物流情報サービス部門が増収。特にロジスティクスマネジメント部門は、新規立ち上げ拠点の早期安定稼働や既存施設の物量増、料金の適正化などで部門収益を20.1%伸ばした。

一方の物流情報サービス部門は、部門売上を10.4%伸ばしたものの、部門利益は消費増税後の反動や暖冬の影響に新型コロナウイルスが加わり、荷動きが鈍化したことで1.2%の減益となった。

同社は、前3月期の第4四半期が「非常に厳しい事業環境」となり、現時点では合理的な業績予想の算出が困難だとして、今期の業績予想は開示していない。