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日通の19年度鉄道貨物1.1%増、20年度収益性向上へ

2020年5月12日 (火)

調査・データ日本通運が11日に発表した2019年度の鉄道コンテナ取扱実績は、173万2351個で、前年度の実績を1.1%上回った。

長距離トラック輸送のモーダルシフトを積極的に推進した結果、下半期は消費増税後の景気低迷や台風19号などの自然災害、新型コロナウィルスの影響による落ち込みなどがあったものの、取扱個数、売上高ともに前年比プラスだった。

今年度は、同事業の採算改善にこだわり、「生産性の向上」と「作業戦力の確保」に取り組む。具体的には、ばら積み貨物にパレットを活用するなどして作業環境を改善し、集配車両の稼働率を高めるとともに、JR貨物が物流事業者向けに提供しているコンテナ積替施設を活用してトラックによる集配を拡充する。