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共栄タンカー、今期9隻入渠で営業利益4割減見込む

2020年5月12日 (火)

財務・人事共栄タンカーが12日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高125億500万円(前期比6.7%減)、営業利益15億5600万円(6.9%減)だった。

市況が高騰する局面もあった大型タンカー市場にVLCC2隻を追加したものの、18年度に3隻、19年度に1隻を売却したことが影響し、売上高は前年比マイナス。シンガポール進出に伴う一般管理費の増加などで営業利益も減少した。

今期は、11月に長期用船契約に投入するVLCC1隻を取得するが、新型コロナウイルスの影響で9隻の入渠期間が伸びることも想定し、売上高120億円(4%減)、営業利益9億円(42.2%減)、経常利益4億円(60.9%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高12,505 [-6.7%]8,927 [-15.1%]5,869 [-18%]2,867 [-21.6%]
営業利益1,556 [-6.9%]1,173 [-13.8%]909 [-1.4%]477 [3.5%]
最終利益2,099 [84.6%]525 [-62.5%]440 [-9.8%]278 [124.2%]
売上高営業利益率12.4%13.1%15.5%16.6%