財務・人事共栄タンカーが5日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)連結決算は、売上高86億4200万円(3.2%減)、営業利益6億3100万円(46.2%減)、経常利益2億4600万円(67.8%減)と減収減益だった。
新型コロナウイルスによる市況の低迷と入渠船の増加で非稼働期間が長期化し、売上高が減少。海運事業の収入減少と費用増加によって営業利益・経常利益ともに減少した。
同社は同日付で子会社保有船の減損損失3億4000万円を特別損失として計上することを発表しており、通期では売上高116億円(7.2%減)、営業利益7億円(55%減)、経常利益2億円(80.5%減)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 8,642 [-3.2%] | 5,819 [-0.9%] | 2,982 [4%] | 12,505 [-6.7%] |
営業利益 | 631 [-46.2%] | 607 [-33.2%] | 314 [-34.2%] | 1,556 [-6.9%] |
最終利益 | 155 [-70.5%] | 228 [-48.2%] | 125 [-55%] | 2,099 [84.6%] |
売上高営業利益率 | 7.3% | 10.4% | 10.5% | 12.4% |