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ファイズHD、EC関連好調で今期も増収増益見込み

2020年5月15日 (金)

財務・人事ファイズホールディングスが15日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高106億3800万円、営業利益3億4900万円、最終利益1億8300万円と、売上高は当初予想に届かなかったが、営業利益は予想を37%以上上回る結果となった。

物流施設運営を手掛けるオペレーションサービス部門は、19年6月に開始した大手EC事業者向けの新規プロジェクトが順調に推移したほか、スタッフの最適配置や受託業務範囲の拡大、拠点の再編などで堅調に推移した。

拠点間輸送やトラック配車(利用運送)を手掛けるロジスティクスサービス部門は、拠点間輸送部門で大型トラックを用いた長期的な輸送需要とスポット需要を積極的に取り込めたほか、トラック配車部門でも新拠点の立ち上げに伴い成約件数が増加した。

ルート配送やラストワンマイル配送を手掛けるデリバリーサービス部門は、集配代行業務の投入車両と担当エリアを拡充し、郵便物集荷代行などの新サービスの新規顧客が増加した。

今期はこれらの取り組みを継続して事業を拡大することで売上高125億円(17.5%増)、営業利益4億円(14.5%増)、最終利益2億3600万円(28.3%増)を見込む。