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欧州委、カルテル容疑で海運会社を抜打ち検査、日米と連携

2012年9月7日 (金)

行政・団体EUの欧州委員会は7日(現地時間)、日米の競争当局(日本の場合は公正取引委員会)と連携し、自動車、建設機械、農業機械の海上輸送サービスを手掛ける海運会社の施設に6日、抜き打ち検査を実施したと発表した。

 

国内でも公取委が6日、日本郵船、商船三井、川崎汽船など海運大手に対して立入検査を実施しており、国際的なカルテル事件に発展した。

 

欧州委では、抜き打ち検査について「カルテル容疑調査の予備的段階」としながらも、検査対象企業が「カルテルや制限的商慣行を禁止した規定に違反した可能性があることを信じる理由がある」としている。