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国分、アリババと提携、中国で食品流通基盤構築

2012年9月7日 (金)

フード国分(東京都中央区)とアリババはこのほど、両社が保有する経営資源を相互に活用し、中国市場で日本ブランドの食品流通基盤構築に向け、業務提携すると発表した。

 

両社は商品調達、物流、集客、販売促進機能で協業体制を構築し、アリババの「天猫Tモール」(旧淘宝商城)のスキームを活用することで、中国の生活者の嗜好に合わせた日本ブランドの食品販売を展開する。

 

国分は中国で卸、物流事業のエリア拡大、日本型卸のノウハウを注入したビジネスモデルの構築を進めており、今回の提携で日本の酒類・食品メーカーの中国への進出、販売を支援していく。

 

具体的な提携内容は、店舗運営関連のマーケティング、店舗運営関連の商品調達、販売に関するロジスティクス、国分のネット上店舗を通じた、日本メーカーへの中国BtoC販売チャネル提供、中国での日本食の消費者動向に関する情報の共有化、中国市場に対する日本食の販売に関するビジネスモデルの検討――など。