ロジスティクス廃棄物収集運搬56社のネットワークを有するエコスタッフ・ジャパン(東京都中央区)は1日、人工知能(AI)が導き出した収集コースを廃棄物処理業者に提供するサービスを開始した、と発表した。
同サービスでは、排出場所、廃棄物の種類、収集する曜日・時間などの基礎情報をもとに、AIが最適な収集コースを算出。従来は配車担当者の経験と勘に頼っていたが、これをAIに任せることで効率的な配車と台数削減が期待できる。
有償提供の対象として、産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬事業者、資源物回収事業者、自治体、複数企業による協同組合などを想定しているが、廃棄となった自社製品を効率的に回収し、資源化したいといったニーズを持つメーカーや販売事業者も利用できるという。