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JSP、北九州市にビーズ工場を建設

2012年9月10日 (月)

アパレルJSPは10日、北九州市小倉南区の北九州空港跡地産業団地に発泡ポリプロピレン(ピーブロック)のビーズ工場を建設すると発表した。

 

同社は現在、九州地区の成形メーカー向けとして、相対的に距離の近い四日市第二工場から供給しているが、九州地区でビーズ生産の必要性が高まるとみられるほか、燃費向上を目的とした自動車軽量化の流れで、高機能発泡樹脂の自動車部品への採用増加が見込めるとして、需要拡大に対応するもの。

 

新工場の建設により、国内のビーズ生産体制は関東、中部、九州の3拠点となり、同社では「サプライチェーンが一層強化される」としている。

 

同社製ピーブロックは、自動車のバンパーコア材・内装材・シートコア材などに幅広く用いられており、鹿沼第二工場(栃木県)、四日市第二工場(三重県)で生産したビーズを、子会社を含む成形メーカーに供給している。

 

■新工場の概要
所在地:福岡県北九州市小倉南区曽根北町(北九州空港跡地産業団地内)
土地面積:3万4800平方メートル(1万550坪)
建物面積:3900平方メートル(1180坪)
生産能力:年間4800トン
投資額:20億5000万円
稼動時期:2014年4月

 

■北九州空港跡地産業団地の位置

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