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ブリヂストン、北九州工場の生産能力をさらに増強

2012年2月16日 (木)

荷主ブリヂストンは16日、世界規模で増加する建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤの需要に対応するため、北九州工場の生産能力を増強すると発表した。

 

これに伴い、佐賀工場で生産している大型・超大型ラジアルタイヤ用スチールコードの生産能力も拡大する。総投資額は約47億円で、2014年上期中に北九州工場の生産能力を日産約20トン増強、約165トンとする。

 

同社はことし下期から北九州工場の第3期増強を開始する計画で、14年上期からは米国サウスカロライナ州エイケン郡の新工場で大型・超大型ラジアルタイヤの生産を開始することになっている。しかし、顧客ニーズに早く対応するため、北九州工場でさらなる増強が必要と判断した。

 

■北九州工場の概要
所在地:福岡県北九州市若松区響町2-2-2
生産品目:建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤ
敷地面積:約20万6000平方メートル
操業開始:2009年6月
従業員数:329人(2011年12月末現在)
生産能力:約90トン/日(2011年12月末現在)

 

■佐賀工場の概要
所在地:佐賀県三養基郡上峰町堤2100番地
生産品目:タイヤ補強用スチールコード
敷地面積:約23万平方メートル
操業開始:1982年3月
従業員数:495人(2011年12月末現在)
生産能力:約270トン/日(2011年12月末現在)