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新東名7/16から一部6車線化、W連結トラックに配慮

2020年6月16日 (火)

国内国土交通省は16日、新東名高速道路・長泉沼津インターチェンジ(IC)-藤枝岡部IC間の下り線をはじめとする区間で片側3車線の6車線運用を7月16日から開始すると発表した。

▲ダブル連結トラック(出所:国交省)

トラックドライバーの人手不足を背景に、新東名高速道路の幹線輸送には19年1月からダブル連結トラックが導入されているが、同区間では普通車とトラックの速度差などによって繁忙期に交通集中が発生することから、国交省とNEXCO中日本は2018年から6車線化を進めていた。

片側3車線の区間では、片側2車線と比べて急な追い越しなどの危険挙動が35%減少、死傷事故も30%減少するといわれており、トラックの安全運行と物流の生産性向上に寄与するものとして期待されている。

国交省とNEXCO中日本は、整備が完了した区間から順次6車線運用を開始し、今年度中に御殿場ジャンクション(JCT)-浜松いなさJCT間を6車線化する。

■新東名高速道路の6車線化