CBクラウド、買い物代行連携店舗3000店に

フードCBクラウド（東京都千代田区）は17日、配送ドライバーによる買い物代行サービス「PickGo（ピックゴー）買い物代行」でドラッグコスモス、サンドラッグ、スギ薬局、V・ドラッグ、東急ハンズの5社と新たに連携し、同日から連携企業の商品情報を順次登録する、と発表した。これにより、サービス対象地域である関東1都3県、愛知県、大阪府、福岡県の連携店舗は合わせて2954店舗となった。

同サービスは、利用者がアプリ上で指定した商品を登録ドライバーが指定店舗で代理購入し、最短1時間で商品を届けるというもの。今回新たに連携した5社は、アプリ上に商品情報を掲載することができるため、利用者から商品を選択されやすくなるほか、これまでアプローチできなかった遠方の客や車を持たない客層にも即日配送で販路を拡大できるようになる。

特にドラッグストアは、これまでの買い物代行依頼でも15％超を占め、利用者のニーズが高いことが分かっている。一方で、店舗側はニーズは分かっていても特別な投資や人員の手配が求められる配送サービスになかなか踏み切れないといった課題があるため、同サービスが消費者と店舗のニーズをマッチングするものとして注目されている。

▲「PickGo 買い物代行」企業連携のイメージ（出所：CBクラウド）