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三洋電機、CEビジネスユニット事業を子会社に譲渡

2012年9月13日 (木)

メディカル三洋電機は13日、鳥取地区の事業再編を実施すると発表した。民生用機器やハイブリッド電気自動車用電池の制御基板などを製造しているCEビジネスユニットの事業を、2013年1月1日付で100%子会社・テガ三洋工業に譲渡する。

 

CEビジネスユニットの前身となる三洋電機コンシューマエレクトロニクス(三洋CE)は、1966年7月設立の鳥取三洋電機を母体として、2008年4月に発足。その後、パナソニックグループ新体制発足時の事業再編に伴う事業規模の縮小、経営の効率性などから、4月1日に三洋電機が三洋CEを吸収合併し、CEビジネスユニットとして活動してきた。

 

テガ三洋は1996年に三洋電機グループの関連会社として設立、制御基板、厨房機器、健康・医療機器などの事業を柱に運営を行っている。

 

新生テガ三洋は今後、自立的で機動力ある事業運営を行うことにより、技術・開発力や製造技術力、製造品質力を強化。既存事業の拡充だけでなく、新規事業の創出にむけ、シナジーを活かした事業運営を図る。