ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵便、欧州17か国宛てEMSと航空郵便を再開

2020年6月18日 (木)

国際日本郵便は、19日から欧州17か国宛ての国際スピード郵便(EMS)、航空扱いの通常郵便物、小包郵便物ととサモア宛ての船便通常・小包郵便物の引き受けを再開する。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って各国で国際郵便物の受入停止措置が講じられてたことにより、日本発着の航空便が大幅に減便・運休に追い込まれ、輸送ルートが途絶えたことを受け、同社は数多くの国に宛てた国際郵便物の引き受けを4月2日から一時停止していた。

19日から引き受けを再開するのはエストニア、オーストリア、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ノルウェー、ハンガリー、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルクの欧州17か国とサモアの併せて18か国で、感染防止措置の段階的緩和に合わせた動き。

一方、新たに引き受けを停止するルートもある。

世界保健機関(WHO)の米州事務局に当たる汎米保健機構(PAHO)が「新型コロナウイルス感染者が飛躍的に増加している」として注意喚起している中南米諸国の一つで、南米大陸北東部に位置するスリナム宛ての船便通常・小包郵便物は、19日から引き受けをストップ。

感染者・死者数が米国に次ぐ世界2位となっているブラジル宛て郵便物については、これまですべての郵便物の引き受けを停止していたが、19日から船便扱いに限って再開するという。

各国・地域における取扱い状況などは、こちら。