サービス・商品テント倉庫・膜構造物メーカーの山口産業(佐賀県多久市)は23日、内部に柱のない膜構造の畜舎、堆肥舎、保管庫の提供を開始したと発表した。
鉄骨造の倉庫と比べて工期と建築コストを大幅に削減できるテント倉庫・膜構造物の製造・施工を手がけてきたが、これまでの実績を生かして膜構造畜舎の設計から製造・施工まで一貫して請け負うサービスを提供することにした。一般的な畜舎・堆肥舎と比べて最大100日の工期短縮と建築コストの半減が見込めるという。
同社の膜構造物は、軽量で安価なフレームと膜材(テント材)を自社工場で事前に加工してから施工する独自の工法を採用しており、工期短縮と建築コスト削減のメリットから、鉄鋼メーカーやセメントメーカーの製品倉庫として利用されている。