ZMP、物資･パレット搬送向け無人けん引車発売

サービス・商品ZMP（東京都文京区）は24日、無人けん引車「CarriRo Tractor」（キャリロトラクター）の新モデルとして、建屋間の物資搬送や倉庫内のパレット搬送に適した無人けん引車「CarriRo Tractor 2.5T」（キャリロトラクター2.5T）を年内に発売すると発表した。

この車両は、最大2.5トンの貨物をけん引しながら、あらかじめ決められたルートを自動で走行するもので、屋内・屋外の両方で使用可能。人が乗り込んで手動運転することもできる。作業員が運転している[フォークリフト]や構内運搬車の代わりに使用することで、搬送業務の省人化に貢献する。

同社では、空港や港湾のコンテナ輸送に使用される可搬重量25トンタイプの自動運転EVけん引車を発売していたが、この技術を応用し、より多くの現場で使用できる可搬重量2.5トンタイプを開発した。具体的な発売時期や予定価格などは、8月に開催するイベント「ZMP World 2020」で公開するという。