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ZMP、物流支援ロボに可搬重量2倍の新モデル

2019年7月24日 (水)

サービス・商品ZMPは24日、キャリロAD(自律移動モデル)の積載可能重量を最大2倍に引き上げた「キャリロADプラス」の受注を開始したと発表した。また従来型のキャリロADで運用状態の可視化を9月から、複数台同時制御を可能にする機能を12月からそれぞれ提供を開始する。

従来タイプは積載重量で150キロ、けん引する場合は300キロの「どちらか」に対応するが、「プラス」は最大積載量200キロ、最大けん引重量600キロを同時に搬送できるようにした。これにより「最大可搬重量」は800キロと、これまでの2倍以上に引き上げられた。

キャリロADプラスには、従来のハンドルが搭載された台車タイプと、ハンドルを取り外してパレット台車の下に潜り込んで搬送するパレット積載タイプの2種類を容易。パレット積載タイプには、特定の場所で自動でパレット台車を切り離す機能と、フォークリフトに乗った状態でタブレットで操作が可能なリモートコントロール機能を搭載する。

新モデルは12月から出荷を開始する。5年リースの場合、台車タイプは月額7.3万円、パレット積載タイプは8.2万円となる。また運用状態の可視化のうち「リアルタイム稼働管理」機能を単独で利用したい場合、保守契約に加入していれば無償で提供。「生産性レポート」は、メンテナンスプランとセットで月額8000円、「複数台同時制御」は、保守契約とセットで月額1万5000円とする。