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ZMP、無人けん引車5トンタイプを開発

2021年10月14日 (木)

▲CarriRo Tractor 5Tで荷物を牽引している様子(出所:ZMP)

荷主ZMP(東京都文京区)は14日、無人けん引車の新モデル「キャリロトラクター」の5トンタイプを発表した。

同社はキャリロトラクターの販売を2020年に「工場建屋間の物資や倉庫内のパレットを搬送」する2.5トンタイプとして開始。搬送効率向上のため、より高い可搬重量を求められるケースがあったため、最大可搬重量が5トンとなる新タイプを投入することに。

新タイプは無人フォークリフト・キャリロフォークと同様、リンドマテリアルハンドリング社製の機体を使用。自動運転の仕組みも「レーザー誘導方式」を採用しているため、路面への誘導ガイドの設置が不要で、容易にルート設置や変更が可能。

キャリロトラクターと無人フォークリフトを連携されることにより、パレット搬送の完全無人化を実現できるという。出荷は2022年に開始する計画で、詳細な時期、価格などは12月に公開することにしている。