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大和ハウス、物流施設の開発投資3000億円上乗せ

2020年6月29日 (月)

拠点・施設大和ハウス工業は29日、2022年3月期を最終年度とする「第6次中期経営計画」(19-21年度)の投資計画を見直し、物流施設を中心とする事業施設事業の不動産開発投資計画を当初の3500億円から6500億円に修正すると発表した。

同社は、新型コロナウイルスの影響下でもEC関連の物流量の増加や、メーカーの在庫積み増しによって、サプライチェーンの再構築が進み、テナント企業の保管需要の変化や早期稼働に対応するマルチテナント型物流施設の需要が首都圏だけでなく地方中核都市とその周辺でも底堅く推移すると予想。また、物流不動産売買市場の活況も継続することが予想されることから、投資計画を増額修正したという。

今後は取得済みの土地で施設の建設を急ぎ、未稼働不動産を早期に稼働させることで、キャッシュフローを好転させていく。

▲同社投資計画の進捗状況(出所:大和ハウス工業)

大和ハウス、前橋で群馬県初マルチテナント型