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大和ハウス、GB発行し環境配慮型物流施設など建設

2020年8月20日 (木)

拠点・施設大和ハウス工業は19日、公募形式で無担保社債「大和ハウスグループグリーンボンド」を9月に発行すると発表した。発行額は200億円。環境配慮型物流施設などの建設資金に充てる。

グリーンボンドは、環境配慮型施設の開発や再生可能エネルギーの活用など、環境負荷の低減を目的とした資金を調達するために発行する債券で、国内では2018年に5363.7億円、19年には8238.3億円と、市場規模が拡大している。

大和ハウスでは、研修施設「大和ハウスグループ新研修センター」(仮称)、再生可能エネルギー100%のまちづくり「船橋グランオアシス」、環境配慮型物流施設の開発・建設費用として資金を調達する。

EC関連の物流量が増加していることを受け、同社は21年度を最終年度とする中期経営計画の事業施設事業向け不動産開発投資計画を、当初の3500億円から6500億円へと3000億円上積みした。同社の事業施設は、マルチテナント型物流施設開発への投資が中心となっており、これらの開発施設を省エネルギー性能の高い仕様とする。