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日ハム物流子会社、愛知新倉庫に輸送網集約

2020年7月2日 (木)

フード日本ハムグループで加工食品の保管・配送を手がける日本デイリーネットはこのほど、愛知県稲沢市に「名古屋第二センター」を新設し、保管拠点と輸送網を集約。同事業が6月4日付で物流総合効率化法の「総合効率化計画」に認定された。

(出所:国交省)

同社は、静岡県内の工場から複数の物流拠点を経由して「名古屋センター」(愛知県稲沢市)に商品をまとめ、店舗などへの配送を実施していたが、新たに「名古屋第二センター」を設けたことで、これまで分散していた物流拠点を集約。トラック台数と走行量を削減し、CO2排出量を削減した。

▲「名古屋第二センター」(出所:日本デイリーネット)

さらに、新設拠点にはトラック営業所を併設し、輸送を担う日本ルートサービス、幸運トラック、相互運輸商事との連携を密にすることで、手持ち時間を55%削減。今後は同業他社の物流も新設拠点に集約し、共同配送とすることで、積載率向上とさらなるトラック台数の削減を目指す。

「名古屋第二センター」は、延床面積3340坪の冷凍冷蔵倉庫で、-25度から10度までの温度帯に対応。自動倉庫を導入しており、冷凍倉庫に1200枚、冷蔵倉庫に600枚のパレットを保管できる。