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ニチレイ、冷凍食品配送を名古屋・新設拠点に集約

2020年4月6日 (月)

フード国土交通省はこのほど、ニチレイロジグループ本社が東海地区で進めている輸送網の集約について、3月5日付で物流総合効率化法の「総合効率化計画」に認定したことを発表した。

▲名古屋みなと物流センターの竣工イメージ(出所:ニチレイグループロジ本社)

この計画は、同社の中期経営計画の中でことし4月に稼働予定としている「名古屋みなと物流センター」(名古屋市港区)に、冷凍食品の配送拠点である「春日物流センター」(愛知県清須市)と「白鳥物流センター」(名古屋市熱田区)の機能を集約するもので、ニチレイ・ロジスティクス東海のほか、名豊興運、エスティケー、カネ幸、マルセイカンパニー、ハヤマ運輸、二葉物産、種村運送、橋本商事冷凍輸送、マルモ運輸――などの配送会社が協力する。

中期経営計画によれば、新設する「名古屋みなと物流センター」の冷蔵能力は3万635トンで、同施設にかける総投資額は101億円。同社は今回認定を受けた輸送網集約事業によりCO2排出量を12.1%削減し、トラック予約受付システムの導入によってドライバーの荷待ち時間を70%削減できる見通し。