調査・データ沖縄地区税関が6日に発表した那覇空港の貨物取扱量(速報)によると、5月に続き6月の取扱量もゼロとなり、2か月連続で貨物の取り扱いがなかった。
同空港では、新型コロナウイルスの影響による旅客便の運休に加えて、ANAカーゴが3月末から「沖縄貨物ハブ」を停止したことにより、4月の総取扱量が前年比99.1%減の83トンに激減。
その後、旅客便を含む国際線が全便運航を停止したことで、5月の貨物取扱量はなくなった。ANAカーゴは沖縄線の貨物便運休を7月末まで継続することを明らかにしており、本格的に貨物量が回復するのは早くとも8月以降となる見通し。