ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

那覇空港の国際貨物、10か月連続ほぼゼロに

2021年2月4日 (木)

国内沖縄地区税関が4日に発表した統計資料(速報)によると、那覇空港の1月の国際貨物取扱量は3トンで、前年同月実績から5232トン減少した。

那覇空港は、ANAカーゴが東アジアの貨物ハブ空港として利用していたが、乗務員のやりくりの問題や需要の変化によって昨年3月31日から全便運休となり、加えて国際線旅客便も大規模運休となったことから、昨年4月以降、10か月連続で壊滅状態となっている。

ANAホールディングスは1月29日に貨物専用機の就航を実質的に断念しており、今後の那覇空港は中華航空(台湾)をはじめとする旅客便の貨物輸送が主体となる。

ANA沖縄ハブへの貨物機就航断念、「撤退ではない」

那覇空港、中華航空再開で8か月ぶり通関輸出復活