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関通、1Q好調で通期の営業益5割増見込む

2020年7月14日 (火)

ロジスティクス関通が14日に発表した2021年2月期の第1四半期(3-5月)決算は、EC・通販物流支援サービスが堅調に推移したことで、売上高21億7900万円(前年同期比24.5%増)、営業利益4300万円(43.9%増)、最終利益2300万円(43.1%増)と、好調な滑り出しとなった。

主力の物流事業は、新型コロナウイルスの影響により、取扱商品の特性によって同社のサービス取扱数量に増減はあったものの、全体としては大きな影響を受けることなく堅調に推移。部門売上は21億5400万円(24.1%増)、部門利益は4700万円(7.5%増)だった。

このうち、倉庫管理システム(WMS)や物流ロボットシステムなどを提供するソフトウェア販売・利用サービスの売上高は6100万円で、前年同期から35.1%増加した。

通期は売上高92億7000万円(27%増)、営業利益4億3200万円(48.6%増)、最終利益2億4800万円(45.6%増)を見込む。

同社は将来的に、ソフトウェア販売・利用サービスと物流ロボットや自動化機器から派生する新サービスを拡充し、EC・通販物流支援サービスを上回る事業規模とすることを目指す。

▲関通の成長イメージ(出所:関通)