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国交省、西日本豪雨関連の特殊車両手続き「最優先」

2020年7月15日 (水)

行政・団体国土交通省は、死者行方不明者が合わせて84人に上った西日本豪雨の被災地域で、早期復旧や物流を確保するため、被災地域発着の貨物を輸送する特殊車両の通行許可に必要な行政手続きについて、「当面の間、申請先の事務所に電話などで連絡があった通行許可申請を最優先で処理する」方針を打ち出した。

オンライン申請の場合は申請書入力方法選択画面で「災害時優先処理を希望する」ボタンをチェックしたうえで申請書を作成すれば、最優先処理の対象となる。

被災地の一部地域では、道路が損傷して大型車両の通行が不可能だったり、現地道路管理者による通行可否の確認(個別審査)に時間がかかる可能性があることから、国交省では「貨物の減載、小型の車両による輸送への切り替え、道路情報便覧未収録道路を経路に選択しない」といった対策を講じるなどして、「可能な限りこの地域の道路で個別審査が生じないよう、協力してほしい」と呼びかけている。