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ソナス、物流機器向け故障予知センサーに採用

2020年7月16日 (木)

サービス・商品ソナス(東京都文京区)はこのほど、トーヨーカネツが発売した予知保全向けIoTユニット「TKK-PMDシリーズ」に同社の振動計測システムが採用されたことを明らかにした。

シリーズは3ユニットから構成されており、ユニットごとのハードウェア、センサーユニットからベースユニット間の通信に使用される無線通信を同社が提供する。

同社のシステムは、負荷のかかる可動部の振動を検知したデータを機械学習で解析することによって故障の兆しを察知し、設備の故障に未然に対処できるのが特徴。予知保全サービスとしては、監視対象の設備に異常が発生した状態に応じて、「点検してください」「部品の手配をしてください」「部品を交換してください」といった3段階でアラームを出すことができる。

同社では、省電力マルチホップ無線を展開しており、不測の設備故障などによって機能が停止した場合の物流事業者への影響と損失が大きくなる中「止めない物流の実現が求められている」として、予知保全向けIoTセンサユニットを開発したという。