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メディアスHD、医療機器販売子会社が新物流拠点

2020年7月22日 (水)

メディカルメディアスホールディングスは22日、子会社の栗原医療器械店(群馬県太田市)が新たな物流拠点を建設すると発表した。投資額は65億円で、2022年1月の竣工、同年2月の稼働開始を目指す。

栗原医療器械店が手がける医療機器販売事業、介護・福祉事業で、業務効率を高め、事業拡大に向けて物流サービスの向上と機能を強化する狙い。

栗原医療器械店では売上規模の拡大に伴い製品在庫が増加、関東一円に広がる顧客への配送需要に対応するため、必要に応じて物流体制を強化してきたが、新拠点構築によって物流体制の再構築を図り、「現在の物流を取巻く環境変化に対応」するとともに、中長期で成長を支える収益基盤の強化を進めたい考え。

新拠点の名称は「新太田サプライセンター」(仮称)とし、太田市の土地4万6079平方メートル(1万3940坪)に鉄骨造・地上2階建て、延床面積3万1306平方メートル(9500坪)の倉庫を建設。1万品目の保管に対応する。

新物流センターへの移設により、製品の保管能力を現行拠点の2倍以上に引き上げる。さらに自動倉庫設備を導入し、限られた人員で作業を効率化したり、限られたスペースでより多くの製品をパレット保管したりといった効果を見込む。