拠点・施設クボタは6日、米国販売子会社のクボタトラクターコーポレーション(KTC)がカリフォルニア州に物流拠点を新設し、同拠点に「西部支店」を移転すると発表した。
これにより、製品と補修部品の供給体制を強化するとともに、ディーラーが対応しているオプション装着や仕様変更などの作業を取り込み、ディーラー向け研修施設も充実させる。
米西海岸地域では現在、西部支店の倉庫からディーラーを介して顧客に製品・部品を供給しているが、事業の拡大に伴い、製品の入出庫作業や在庫保管に必要なスペースの確保が課題となっていた。
そこで、現在の支店近郊に新たな物流拠点を建設し、作業や在庫保管に必要なスペースを確保することで、在庫・出荷能力を強化する。また、ディーラーが対応しているオプション品の装着や仕様変更などの作業も取り込んで拠点の稼働率を高める。