ロジスティクス日本通運は26日、1月に竣工した物流施設「原木インターナショナルロジスティクスタウンNo.2」(BILT-2、千葉県市川市)で、医療機器を販売するために必要な付帯作業を行える「医療機器製造業許可(包装・表示・保管)」を取得したと発表した。取得日は7月18日で、同社の国内物流拠点としては2拠点目。
医療機器製造業許可(包装・表示・保管)は、医療機器の保管、法定表示の備え付け、取扱説明書の封入、梱包といった、医療機器の製造工程の一部を物流業者などが行うための許可で、許可業者は薬事法で定められた表示ラベルの添付などの流通加工業務を行うことができる。
BILT-2はハイテク関連、航空宇宙関連といった高度な保安・品質管理が求められる貨物の取り扱いに対応するため、24時間有人警備や入退出管理システムなどを導入し、7月に国際的なセキュリティー規格のTAPA-ClassA認証を取得している。