サービス・商品日野自動車は27日、同社のICTサービス「HINO CONNECT」(日野コネクト)のバージョンアップを行い、「セーフティレポート」を追加したほか、エコツリーレポートで過去データを閲覧できる機能の強化などを実施した。これらの機能は同日から利用できる。
日野コネクトは、同社が2018年に提供を開始したICTサービスで、車両の稼働情報をベースに車両を最適に保つための機能で構成されている。
今回の機能拡張で追加された「セーフティレポート」では、同社独自の「速度域ごとの車間距離」や、一般走行・高速走行それぞれの車速データ・ドライバモニター警報の作動状況などをレポートにまとめる。過去1年分のデータをダウンロードして推移を確認するなど、きめ細かな安全運転指導に活用することが可能。
また、顧客からの要望が多かった「過去1年分の燃費データの閲覧・ダウンロード」機能も追加した。データはエクセル形式で、前年同月比などの集計・分析が容易となり、グリーン経営などの申請書類へのデータ記載にも活用できる。