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日野自動車、2月の単体での輸出実績は過去最高に

2022年3月31日 (木)

(イメージ)

調査・データトヨタ自動車が3月30日発表した2月の販売・生産実績によると、グループのダイハツ工業、日野自動車を含めた国内・海外販売の合計は77万4860台で前年同月から1.6%減少した。内訳は、トヨタ70万1339台(同1.5%減)、ダイハツ6万1288台(4.6%減)、日野1万2233台(3.0%増)。

国内販売は3社合わせて15万4500台の22.1%減と大幅に減少した。内訳はトヨタ10万1714台(26.0%減)、ダイハツ4万8104台(13.7%減)、日野4682台(8.8%減)。一方で海外販売は62万360台(5.2%増)と過去最高で、内訳はトヨタ59万9625台(4.4%増)、ダイハツ1万3184台(55.0%増)、日野7551台(12.1%増)だった。日野単体での輸出実績も過去最高となった。

3社合計の生産台数は88万4528台で10.9%増加し、内訳はトヨタ74万996台(10.9%増)、ダイハツ12万8449台(9.4%増)、日野1万5083台(24.6%増)。

国内生産は3社合わせて35万3345台の4.0%増。内訳はトヨタ25万3258台(3.8%増)、ダイハツ8万8059台(2.8%増)、日野1万2028台(21.5%増)だった。海外生産は過去最高の53万1183台(16.0%増)を記録。内訳はトヨタ48万7738台(15.0%増)、ダイハツ4万390台(27.1%増)、日野3055台(38.4%増)で、日野の生産台数は過去最高だった。

海外での販売・生産実績はグループ全体で伸長しているものの、国内販売が急激に減少。直近では、日野自動車が国内市場向けトラック・バス用エンジンの排出ガスや燃費にかかるデータ不正を行っていたことが発覚し、国内市場への影響が注目されている。