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ANAカーゴ、沖縄貨物ハブ8月末まで運休の見通し

2020年7月27日 (月)

ロジスティクスANAカーゴは27日、8月の運航スケジュールを発表し、新型コロナウイルスの影響で3月末から運休となっている「沖縄貨物ハブ」について、8月末まで引き続き運休の見通しを示した。

8月は、成田と上海、台北、香港、バンコク、ソウル、フランクフルトを結ぶ6路線で臨時貨物便を運航するほか、定期便の成田-広州線の運航本数を週6往復に増便。

羽田-ロサンゼルス、成田-ホーチミン、羽田-上海(浦東)の旅客便3路線では、全便または一部で乗客を乗せずに貨物・郵便だけ搭載して運航する。

那覇空港を中心にアジア各国を貨物便で結ぶ「沖縄貨物ハブ」は、各国の入国制限措置による乗務員の確保難や、旅客便の大幅運休・減便による貨物スペースの供給不足によって、3月末から同空港に接続する全便が運休。

この影響で、那覇空港の輸出入貨物取扱量は、4月が前年比99%減、5月・6月はゼロとなっている。ANAカーゴは取材に対し、「現時点で9月以降の見通しは立っていない。8月中旬・下旬ごろの各国の状況を見極めながら判断していく」と回答した。

■8月の貨物便運航計画

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■8月の旅客便運航計画(貨物専用運航含む)

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那覇空港の貨物取扱量2か月連続ゼロ