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サカタインクス、環境配慮型段ボール用インク開発

2020年7月28日 (火)

環境・CSRサカタインクスは27日、植物由来のバイオマス原材料を配合した環境配慮型UV硬化型インクジェットインク「BSR-Bioインク」を開発したと発表した。

物流業界で引越会社などが利用する段ボール印刷は、近年必要な時に必要な分だけ製造するオンデマンド方式のインクジェット化が進み、小ロット、多品種、短納期などの顧客ニーズに合致した印刷方式としてグローバルに普及している。

今回同社が開発した「BSR-Bioインク」は、バイオマス原材料を20-30%配合することで環境に配慮しながら、低臭気、高耐性、高柔軟性といった段ボール印刷に求められる性能を満たす。

同社の独自技術である顔料のナノ分散技術により、インクジェットヘッドへの高い信頼性と高速印刷を実現し、カラーはCMYK4色のほか、オレンジ、グリーン、バイオレットをラインアップ。顧客が求める広い色域をカバーできる高彩色印刷を可能とした。