A.L.I.、SBSホールディングスと物流ドローン試験

調査・データA.L.I.テクノロジーズ（東京都港区）は29日、SBSホールディングスと共同で国内過疎地を想定した物流ドローン試験を開始する、と発表した。インフラが整備されていない地域や災害時の活用などを想定し、今回の試験を皮切りに「物流ドローンの社会実装」を目指す。

同社は無人航空機（UAV）の群制御や航空管制が可能なトラフィック管理プラットフォーム「C.O.S.M.O.S」（コスモス）の開発を2019年10月に完了。自動運用の原則となる機体の健全性や運用の確実性、周辺と運用者の安全性をより確実に計画・監視・管理することが可能な技術を確保している。

物流企業と組んで試験を行うことにより、物流ドローンの実用化に向けて「次のステップ」に歩を進め、労働人口の減少によって生産性の向上が求められる物流向け需要への対応を図る。