ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

政府、ドローン物流含むスマートシティ計画を選定

2021年8月25日 (水)

行政・団体内閣府と国土交通省など3省は24日、AI(人工知能)などの最新技術を活用し、都市生活の質の向上を目指す「スマートシティ」の実現に向けた新たなモデルプロジェクト5事業を選定した。2021年度の「重点事業化促進プロジェクト」として、官民連携の枠組みのもと支援する。

出所:国土交通省

5事業のうち、石川県加賀市の「スマートシティ加賀推進事業実行計画」は、災害時の物資輸送に関する実証実験を含むもの。大雨や大雪などの発生を想定し、複数の自律航行ドローンによる孤立した避難所への物資輸送、迅速な被害状況の把握による初動対応の迅速化、救助活動の支援などに向け、ドローン運用の官民連携体制の確立を目指すとしている。

また、有人地帯におけるドローンの目視外飛行が可能となった社会を想定し、3Dマップなどの活用による被災エリアの地形把握や、ドローンの空撮映像による、被害前後の比較分析などにも取り組む。