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サッポロが越国内輸送を内航船に、CO2排出6割削減

2020年8月17日 (月)

環境・CSRサッポロホールディングスは17日、グループ会社のサッポロビールが、7月1日からベトナム南部の「サッポロベトナムロンアン工場」と同国北部間の輸送に内航船の使用を開始したと発表した。

従来は、ロンアン工場からベトナム北部の物流拠点まで、全て陸路でビールを輸送していたが、7月から陸路の大部分を海路に切り替え、ロンアン工場からホーチミン港を経由し、ハイフォン港まで内航船を使うルートで輸送を開始した。

同社はこの取り組みにより、年間二酸化炭素(CO2)排出量を従来と比べて450トン(64.5%)削減することを見込む。

(出所:サッポロホールディングス)

サッポロビールは、日本国内で温室効果ガス対策や長距離トラック輸送のドライバー不足などの課題に対し、環境にやさしく持続可能なモーダルシフトの取り組みを進めてきた。今回、国内で培った物流ノウハウを海外に展開し、新たな輸送体制を構築することで、「さらなる持続可能な社会への貢献」を目指す。