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鴻池運輸1Q営業益76%減、鉄鋼原産と旅客減便響く

2020年8月17日 (月)

財務・人事鴻池運輸の4-6月期(2021年3月期第1四半期)営業利益は、鉄鋼の減産や旅客便減便の影響を大きく受け、76.4%減(前年同期比)の7億9700万円となった。売上高は708億4800万円(8.7%減)、四半期最終利益は9億9300万円(56.3%減)。

主力の複合ソリューション事業では、鉄鋼関連分野で高炉の一時的な休止を含めた減産が行われた影響で、構内請負業務が減少。世界的な旅客便の減少も空港関連分野のチェックインカウンター業務やグランドハンドリング業務などの大幅な減少につながり、10.4%の減収、62.9%の減益となった。

国際物流は前年同期並みの売上にとどまった一方、航空便数の減少による航空貨物運賃単価の上昇が作用し、利益は54.7%増加した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q20/3/中間
売上高70,848 [-8.7%]310,834 [5.7%]236,809 [8.1%]156,837 [8.9%]
営業利益797 [-76.4%]9,686 [-11.8%]9,286 [-8.4%]6,445 [0.6%]
最終利益993 [-56.3%]4,593 [-27%]6,276 [-7.1%]4,211 [5.2%]
売上高営業利益率1.1%3.1%3.9%4.1%