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商船三井、座礁事故で8月末に人員追加派遣

2020年8月19日 (水)

事件・事故商船三井は19日、モーリシャス島沖で7月25日(以下すべて現地時間)に座礁した同社運航船「わかしお」の事故について、「8月15日に船体が2つに分断した」ことと、わかしおの船長と一等航海士が18日に当局から逮捕された事実を船主に確認した、と発表した。

わかしおは座礁後、自力航行不能に陥り、救助作業中の8月6日に燃料油が流出。現地では油流出による環境への影響を軽減するため、船主が手配した専門家チームが油濁回収資材を用い、関係当局や現地ボランティアと連携して流出油の回収を進めている。

同社が派遣した6人は12日に到着したが、現地では8月26日までの「最短14日間は外出制限される」ため、現在は「情報収集・折衝と、具体的行動計画の検討」に注力しているという。

また、同社が手配した油吸着材や海岸の清掃用資材は、8月21日以降、複数回に分かれて現地に到着する見通しで、「今後も現地で油濁清掃に必要な資材を提供していく」。8月末をメドに、人員の追加派遣も行う。