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丸和運輸機関、EC強化へ日本物流開発を子会社化

2020年8月20日 (木)

M&A丸和運輸機関は20日、EC物流事業の機能強化を図るため、日本物流開発(東京都板橋区)を完全子会社化すると発表した。

丸和運輸機関は、日本物流開発の川底孝一郎社長と少数株主5人から同社株式の51.3%を8月31日付で取得し、9月30日付で残る48.7%を川底社長との株式交換によって取得する。

日本物流開発は、EC物流に関連する流通加工業、運輸事業、倉庫業などを手がける会社で、2020年5月期の売上高は35億100万円、営業利益は5100万円。

丸和運輸機関は、同社について「EC物流事業の分野において多くの顧客と取引があり、物流加工技術、現場力、現場を支える人材、東京・埼玉・茨城での強固な地盤を有している」と評価しており、数年前から「経営計画への助力を願えないか」と提案してきたという。

今回株式交換による株式取得を選択した理由については、「日本物流開発の川底社長にも当社の一部株式を継続保有してもらうことで、経営統合後のグループの成長を継続的に支援してもらうため」と説明している。