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ティーライフ、静岡2拠点で物流事業の収益化へ

2020年9月7日 (月)

▲掛川センター(出所:ティーライフ)

国内健康食品・化粧品・医薬品などの通信販売を手がけるティーライフはこのほど、2020年7月期の決算説明の中で、他社製品の出荷代行事業を拡大させる方針を明らかにした。

同社は、2019年9月に延床面積2.9万平方メートルの「掛川センター」(静岡県掛川市)を取得。新型コロナウイルスの影響で、テレビショッピングを中心にヘルスケア商品の販売が大幅に伸びる中、生活雑貨や小物の卸売事業を手がけるグループ子会社ダイカイ(名古屋市中区)の出荷場を同センターに移転し、物流コストを圧縮した。

▲袋井センター(出所:ティーライフ)

この「掛川センター」と、既存施設の「袋井センター」(静岡県袋井市)を活用し、外部通販会社からの物流受託(3PL)や物流会社へのスペース貸しを行っているプロパティ事業は、売上高が2019年7月期の2億円から3.6億円に増加したが、部門利益はほぼ横ばいの1.4億円で着地。今後は、物流受託とスペース賃貸を拡大するとともに、同事業の収益化に取り組む。